「なんて素敵にジャパネスク」ハンドブック

用語解説


蒔絵まきえ
漆塗りの品物の表面に、金銀の粉を散らし植えるように描いた絵。
枕箱まくらばこ
箱型の枕のこと。
孫廂まごひさし
母屋おもやの廂にさらに継ぎ足した廂。

みかど
天皇のこと。
御格子みこうし
格子こうしの尊敬語。
御簾みす
すだれのようなもの。貴族が人と会うと前にたらしたりする。
御修法みずほう
修法ずほうの尊敬語。正月八日から七日間、禁中で行われる祈祷の法。
御帳台みちょうだい
四方に帳をかけた台。
みや
皇族の称号。
命婦みょうぶ
官職。内侍司ないしのつかさ(後宮の官職の一つ)の中級の女官の総称。
明法博士みょうほうはかせ
官職。律令・格式を教授した博士。

枲垂衣むしのたれぎぬ
衣装。市女笠いちめがさのまわりに長くたらした薄い絹。
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紫式部むらさきしきぶ
平安時代の作家。「源氏物語」の作者。

乳母めのと
貴族を育てる人。あるいは乳母に育てられた人や乳母の子供。

衣装。女性の衣装。貴族が正装の時にはかまにつけた衣。後方につけるのが特徴。
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萌黄もえぎ
色の名前。青と黄色の間。緑に近い。こんな色
物忌みものいみ
食事や外出・面会などを慎むこと。
物の怪もののけ
妖怪のこと。